柴又界隈・七福神




柴又七福神. 良観寺 2010/07/14

  

良観寺:宝袋尊 柴又の七福神信仰は、江戸時代中期から庶民の間で盛んになりました。袋をたずさえて笑っている宝袋姿は、中国の禅僧で実在の人物。弥勒の化身の宝袋尊は、すべてを包容する和合成功の神様です。一般には布袋尊と書くのですが、柴又では宝袋尊とします。その大きな石造が建っており、お腹をさするとなんらかのご利益が有るそうです?。


矢切の渡し 盛夏昼 2010/09/01

  

柴又から対岸の矢切を結ぶ渡し舟である。江戸時代初期から江戸川に運行され、歌謡曲のヒットで有名になり現在は観光用になっている(大人100円)。江戸川は古くは渡良瀬川の支流で、利根川とは別に東京湾に流れていた。江戸開府の時に利根川は河口を銚子に付 け替え、途中の関宿から分流してほぼ現在の江戸川になった。江戸幕府が庶民のために設けた渡し場の一つである。下流には市川の関所の渡し、上流には松戸の関所の渡しがあった。
小:夏朝:石橋山の戦いで敗れた源頼朝が、安房から北上して上総広常、千葉常胤支持を受けた。これらの軍勢が今の江戸川を渡ったところが、矢切の渡し付近とされている。この絵はその時を思って朝6時前ごろを描いているが、渡しはこの時間運行していません。






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